ガレコレ [Garage Collection]
2021年10月1日(金)
コロナ第五波の減衰要因について #医療
 結論から言うと、不織布マスクの効果が一番大きいと考えています。掛かるべくして掛かった人を母数から排除できますが、微々たる数なので、第5波の減衰要因に挙げるには無理があります。減衰要因が幾つも考えられて、分からないと述べるのは、ワクチンに忖度しているからです。

 夏は暑く、外ではマスクを外すことも止む無しです。東京オリンピック・パラリンピック期間も重なったことから、気の緩みもありました。今ではデルタ株は空気感染相当と言われていますが、当時これを力説するリーダーがいませんでした。第五波の発生条件が当たり前のように整った訳です。

 現行のコロナワクチンは、デルタ株に対して感染防止の有効性は低いと言わざるを得ません。それでも、重症化を防ぐという1点で勧められています。現行のコロナワクチンを減衰要因の一つに挙げたいでしょうが、冷静に考察すれば感染拡大の要因になることはあっても、コロナ第五波を収束する力はありません。シミュレーションしなくても容易に判断できることです。このことを認めて、次に進まないと、とんでもないことが起きます。

 岩瀬もマスクはポリウレタン製でしたが、不織布マスクに切り替えています。マスクをされていなかった方も、全員と言っていいほどマスクをされています。自動的に消毒薬が出ることで、施設に入るときと出る時に消毒する人が多くなりました。自動検温器も普及しました。たのたの温泉にも最近設置されて、ちゃんと熱が高い方にはお断りされており、安心して入浴できます。

 アベノマスクは綿製で小さくて少なくて用事にならなかった訳ですが、方向性は正解だったと、頭を下げます。もう少し知恵を絞れば、世界が変わっていたかもしれません。

 さて、人流はどうなのでしょうか? 9月連休のシルバーウイークの結果が指標となると思います。岩瀬の感覚では、高知県東部を通過する車は多く、県外ナンバーも目立ちました。10月上旬に増加傾向が確認できるなら、人流抑制も必要なのでしょう。

 GoToシリーズが動き出しましたが、今行うことには大反対です。奈半利町と田野町において、前回の忘年会・新年会は、田野町に寝泊まりしていた安芸在住の男性1名の新規感染者発生で、全滅しました。このまま国の政策に従えば、今回も間違いなく全滅です。無視できません!

 岩瀬は最初から一貫して人流抑制は良くないと考えていますが、人流がトリガーである以上、人流には不織布マスクと消毒など対策を徹底しなければなりません。また、田舎では、ゼロコロナ感覚で動かざろう得ません。確率論だけでは人は納得せず、招かざる客を排除することも大切です。ガレコレでは、今夏、大阪から奈半利に遊びに行きたいとの連絡が3件(常連2、新規1)ありましたが、すべてお断りしております。ご了承下さい。
 
お問い合わせ


by Network Communication Note