ガレコレ [Garage Collection]
2021年7月8日(木)
理想と現実の狭間で(雑感) #ゆずFeS
 コロナ禍で生活している中で、理想の実現を求めて突き進むやり方に疑問を抱いています。

 仕事の中には、コロナ禍で全くできなくなった仕事もあります。ガレコレでは、シュノーケリングにおいて軽機材のレンタルができず、岩瀬自身が低体温症で足指を痛めてしまったこともあり、シュノーケリングガイド(最盛期:5年間、およそ延べ200人/3ヶ月)は廃業同然になっています。イベントのお仕事も、ゆずFeS以外は、企画止まりです。



 コロナを恐れてばかりではいけないと、第6回ゆずFeS(2021年2月14日~3月14日)では、体験プログラムをミニイベント・マイクロツーリズムと称して、小さく小さく開催しました。幸い、コロナ感染者は出ませんでした。開催終了後、中芸住民からは、賛同が半分、全否定が半分といったところで、想定通りといった感じでした。

 第6回ゆずFeSの準備期間中に、安芸在住で田野町で活動していた男性1名がコロナ感染者と判明しました。直近の年末年始では、飲食店での忘年会・新年会が全滅しました。たった1名の感染者で、計り知れない経済損失でした。



 今年度も、コロナに関しては全く不透明で、感染者は増え続けています。東京オリンピックでは、無観客開催もようやく議論されており、最悪を回避できることを願っています。

 中芸地域のイベント・お祭りは、ことごとく中止が決定されています。コロナを制御した運営ができず、誰も責任が取れないからです。

 岩瀬は、デルタ株の出現・動向から、中止の決断は妥当だと考えます。なお、今後、ワクチン接種率は無意味になっていくとも考えています。ワクチンは、世界的パンデミック下における緊急措置であり、現時点回避には有効ですが、近未来を約束するものではありません。



 そんな中、第7回ゆずFeSは、10月中旬~11月中旬で、開催準備を進めることになりました。もちろん、悪状況になれば、開催中止になります。

 岩瀬は、無理矢理に開催するより、今まで準備すべきことが抜け落ちていたところを整えることを提案してきました。事務局からは開催中止はあり得ない、先のワーキンググループ会議でも同様で、開催を前提に進めることになりました。



 先のワーキンググループ会議では、メンバーのほとんどがオブザーバーで、開催すべしで徴集されたお役所寄りの方々ばかりです。案内人を除いて民間は2名だけで、議決も取れず、どうにもなりませんでした。

 ゆずFeS古参の曽根くんが自ら「代表やります」と言ってくれたので、お願いしました。こんな状況下なので、柔軟な対応で進めて行って貰えたら幸いです。開催中に関係者内でコロナ感染が判明した場合、対処方法、ならびに、各案内人を守る手段を議論されておくことをお勧めします。



 果たして、第7回ゆずFeS開催は、案内人(民間だけではないが)にとって、メリットに傾くのでしょうか? 協議会の総意? 協議会への忖度? また、高知県庁や文化庁は、どういうスタンスなのでしょうか? 事務局やオブザーバーの方々は、自分のお仕事と捉えて邁進されるのは結構なことですが、周りが見えなくなっていて、民間を疲弊させて損害の渦に巻き込むことは、如何なものかと思います。



 なお、後日、事務局から「勝手に動くのは慎んで下さい」という意味合いのメールを頂きました。協議会は威圧的ですねえ。岩瀬は、協議会だけの活動がすべてではありません。むしろ、ご指摘のあった個人・団体は、協議会の方々より深く個人的な付き合いがある方ばかりです。それでなくても「協議会が個人の活動を制限すること」は、威力業務妨害で違法です。

 岩瀬が協議会に提出した企画書を、事務局が捏造して私物化するだけでは飽き足らないのでしょうかね。この件は、全く解決しておりません。

 何も、学んでおられません。協議会が中芸住民から総スカン喰らっている理由は単純で、改善することも、しんよいことです。
 
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by Network Communication Note