新型コロナウイルス対策に集中しなさい!
現役の学生さんには気の毒ですが、我慢して下さい。自分は、丙の午の学年で、人数が少ないため、何度も変革の時期に遭い、辛酸を舐めてきた一人です。大学卒業時に昭和から平成へ、大学院修了時に湾岸戦争やバブル崩壊を経験しており、将来は年金問題の矢面に曝されるでしょう。戦時中のことを想像して、我慢して下さい。
学生に与えられているのは、学びの場よりも、学びの時間と思っています。自分は、大学4年生の時に左親指の腱を切ってしまい、急遽、大学院へ進んで、合計6年間の学びの時間を頂きました。今なら、学びの場を提供してもらわなくても、インターネットや専門書による自主学習で、かなりのことが勉強できる時代です。手前味噌ですが、自分は自己流でプログラミングを勉強しています。合気道も、ベースは大学時代の体育会部活動ですが、今はインターネットや交流が主な情報源です。見聞きしたことを咀嚼して自分のものにして、新たなものを生み出すことが、本当の学びではないでしょうか。
新型コロナウイルスが9月になれば収まっていると御思いか?どうなるか不透明どころか、むしろ悪化している可能性を考えるべきです。砂上の楼閣、小田原評定など、悪い言葉しか浮かびません。
東京オリンピックは先延ばし先延ばしで日程の変更も可能かもしれませんが、9月入学はどさくさに紛れて実施できるほど単純ではありません。
政治は、複数の案件を同時にこなしていかなければならない反面、窮地に至ってはそれに専念して打開策を提示していかなければなりません。北朝鮮拉致問題、北方領土問題など、政治的取り引きにより先延ばしにしてきている自民党には飽き飽きしています。解決する意思が感じられません。
今回のアベノマスクや一人一律10万円給付は、お遊びですか?まして、今、9月入学をほざくなど、こんな奴らに政治を任せておけません。
『輝かしき失敗
[a
successful
failure]』と賞されるアポロ13号の映画シーンには、字幕「順にやるべきことは1000番まであるが今はまだ8番 君の話は692番だ」という実に分かりやすい名言があります。
『9月入学』と言う前に、『リモート学習』『学年後期のカリキュラム』に力を注ぐのが筋というものです。きっと、できないんでしょ。
また、自分は3月24日生まれで、小学生の頃は体が小さく、体力的な面で4月生まれの者と比べられるのは、とても辛かったです。このことに対する策無くして、9月入学の議論は無いです。国際標準も大事ですが、何がファーストなのか、よく考えて下さい。
P.S.
現行の一期一年ではなく、四半期では煩雑で、一期半年にするべきと考えています。大学の時に、一年を前期後期に分けてカリキュラムが組まれていましたが、実に分かり良く、気分も変えられました。小中高の三学期制において、三学期が無意味であった実感があります。
P.S.2
根本的には、9月入学に賛成です。というより、半年ごとに入口がある日本方式と呼べるものを確立してはどうかと思っています。義務教育の授業も単位制にすべきです。
自分は、全教科オールマイティな人間ですが、理数は突出していました。頭の柔らかい時期に、もっと先を学ぶ機会があったら良かったのにと思っています。
全教科をくまなく学ぶなら、必要最低限に留める作業を、大人がやってあげなくてはいけません。難解レベルの因数分解は、一般生活に必要ですか?
P.S.3
学ぶ内容を変えていくべきです。特に歴史の教科書には笑えます。大人になれば分かることですが、背景や行間には、思想統一が散りばめられています。
意味が分からなくても、概念をつかめればいいと思っています。試験ありきの教育システムでは、机上論ですが。。。