ガレコレ [Garage Collection]
2020年3月31日(火)
合気道の練習内容 #■合気道
 奈半利町教育委員会からの通達の別紙(県立学校の春季休業中の部活動について)には、こう書かれています。

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⑤相手と接触する活動は感染リスクが高いため禁止する。
※競技としては、相撲、剣道、柔道、空手道、なぎなた、フェンシング、レスリング、ボクシング、少林寺拳法などが考えられる。…
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 高知県立学校には、合気道部は無いんだなあと思いました。余談ですが、スポーツやコンクールにおける勝利至上主義が蔓延る中、合気道のような部活があってもいいのではないかと思う次第です。

 受身も、手刀を合わせることも、禁止でしょう。体育館を使用するためには、立位の単独動作で距離を取って行うしかありません。

 他の格闘技では単独動作の練習も確立しているでしょうが、合気道では必ずしもそうでは無いと思い悩んでいます。

 自分の出身流派である『光輪洞』では、平井稔範士が創設された単独動作『体捌き』八型ないし七型があり、自分も継承して使わせて頂いております。

 ただ、この体捌きは剣術的要素が強く、自分が考える合気道の必須項目は網羅されていません。『後ろ捌き』『磯返し』の2つを進化させて、新型3つと合わせた体捌き五型を模索中です。

 剣や杖の単独動作も、工夫次第で良い練習になります。基礎トレーニングでは、立位で行うものに限って行う必要があります。

 自分の左腕を自分の右手で、自分の右腕を自分の左手で、触れていじることによる感覚的な練習を考案中です。

・皮膚表面、1/4軸、重ね方(への字など)
・体に対する腕の位置とずらし方
・腕の線上と高さと傾きによる体や脚の反応
・受けの肘と手首の位置と傾き

 コロナウイルスとは長期戦になると予想されるので、非常事態における練習方法の確立が喫緊の課題となりました。


P.S.
 
自分が考える合気道でも不敗を目指していますが、必ずしも相手を叩きのめすことが勝利とは考えていません。格下相手には喧嘩を買わず、格上相手にはあいこが真の勝利としています。ただし、殺しに来た者には、容赦しません。
 
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