ガレコレ [Garage Collection]
2020年1月16日(木)
[基本]伸筋力 #■合気道
 自分は馬鹿力とよく言われますが、利き腕の右肘を農作業の杭打ちで痛めてから丸三年間、腕立てなど筋力トレーニングは一切していません。腕の力こぶ(上腕二頭筋)は、全盛期の半分になっており、実感でもそうですが、力を計測すれば、1/3になっていると思います。

 合気道の手刀は、腕全体(心臓から指先)であり、帯をイメージしています。相手にとって、浮いては軽く、沈んでは重く感じてもらいます。この沈みのときに「先生、馬鹿力」と言われるのです。

 自分の片腕だけでも3kg、それに繋がる体を少し浴びせれば、攻撃するのに十分な重さになります。

 二の腕の下部である上腕三頭筋を少し意識しているでしょうか、腕を重い日本刀のイメージにすることによって、重さを生み出しています。合気道では、屈筋力よりも伸筋力を使うと言われています。


P.S.
 
今年になってから、木剣や杖の素振りを再開しています。昔みたいに、一日に右半身と左半身合わせて千回は無理なので、当面は合わせて百回としています。
 
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