ガレコレ [Garage Collection]
2019年10月24日(木)
合気押し #■合気道
 『合気上げ→天地投げ』の理屈を、相手の両肩を押す動作で説明しています。新徳くんが、好んで説明している動作です。

【レベル1】
①相手の右肩を押さえて、相手の体の捻りの遊びを無くします。
②相手の右肩を押さえたまま、相手の左肩を押して、開きドアのようにして、相手を背に倒します。
※左右逆も同じ要領で行います。

【レベル2】
 ①のとき、脇の胸側を押して、肩―脇―胸を谷にして遊びを無くします。相手の肩が空間に留まるように行うことで、遊びが小さくなり、少しの押さえで効果が出ます。

【レベル3】
 ②のとき、遊びを無くした側の脇が、開きドアの軸になっています。この軸を、倒す方向に少しずらします。軸で回転させるとともに、軸を移動させます。『蝶番が壊れた扉』と呼んでいます。

 合気道では、相手の片方を止め、もう片方を開くといった捌きが重要となります。ぶん回しているだけでは、力技です。

【レベル4】
 ②の最初に、自分の左手刀を蕾みの手刀にして緩めます。相手の左肩を押す際に、相手の右肩が少し戻り、自分の左手刀に引っ付いたままになります。要は、相手の左肩が少し緩んでから、少し押しずらすということです。

【レベル5】
 押し倒す際に、マッシュルームの軌跡で相手を浮かせながら行う。


P.S.
 
練習が進んだので、レベル4と5を追記しました。
 
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