ガレコレ [Garage Collection]
2019年9月22日(日)
呼吸投げ 表裏 #■合気道
 技には、同じ原理でも、大きく分けて、表技と裏技の2種類があります。どちらを繰り出すかは、その時次第ですが、自分は表技、新徳くんは裏技が得意です。自分は、社会人になってから柔道を何だかんだで10年間やっていたこともあり、表技が染みついているようです。

 昨日は、呼吸投げを練習してみました。表技も裏技も手順は同じです。

①相手の突きの軌道を狂わせて、同時に避ける。相手の突きの肘辺りに、斜めに手刀を入れて、相手を押す。

②相手の前腕に、手刀が絡む。攻撃してきた腕を制御することで、次の攻撃を封じている。

③相手の上澄みを取る。

④相手の仮想剣の弱点を攻めて投げる。

 受け身であるが、表技は後ろ受身ができれば何とかなるが、裏技は、前方回転受身が必要です。当道場では、受身の練習が不十分なので、裏技はちょっと無理なようです。

 さて、②の手刀の絡みですが、相手の手首を掴むのではありません。前半は手刀が蛇のように軽くS字になっていますが、後半は手刀が真っ直ぐになり、五指の手刀になっています。絡みを細かく説明したため、手刀の全体、手刀の波と言ったところがおろそかになってしまいました。細かいところは頭の片隅に置いてもらって、手刀の動きに着目してもらいたい。
 
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