ガレコレ [Garage Collection]
2019年5月10日(金)
柔軟運動 #■合気道
 昨年の7月から、合気道場の公開練習時間の半分を使って、基礎トレ(柔軟、筋力)を行っています。道場生の要望で基礎トレをやり始めたのですが、皆さん真剣に取り組まれており、成果が見え始めてきました。


-- 柔軟運動のポイント --

J1.股関節と体幹を中心に鍛えています。

J2.一回目の柔軟で筋膜を、二回目で筋肉をほぐします。

J3.骨と筋肉の境界に、力を通します。

J4.体の向きを変えて、複数の筋肉や腱に働きかけます。

J5.取りやすい崩れた姿勢から、正しい姿勢に修正していきます。

J6.女性と男性の体構造が異なっています。
--

 柔軟運動を、最初から綺麗な姿勢で行おうとすると、自分は体が硬いんだとまざまざと感じることになります。また、反動で正しい姿勢にもっていこうとすると、関節を痛めることになりかねません。

 座して、足の裏を揃えて、膝側面を地面につける股関節の柔軟運動ですが、今まで諦めていた60歳代の女性の道場生が快挙、ピタッと膝側面が付くようになりました。股関節の可動範囲が狭いのが、必ずしも最大の原因では無いことを証明してくれたと考えています。上記のJ5とJ6を研究した成果です。

 男性の場合は、足の裏を天にして、小指の側部をくっ付けると、膝側面が付きます。その後、親指を引っ張って、足の裏をくっ付ければ完成です。男性に、ガニ股気味の人が多い為だと考えています。

 しかし、女性は、このやり方が通用しないようです。尻の形が洋ナシだったり、内股気味の人が多い為でしょうか。片足ずつ膝側面が付くことを確認して、最後に合わせてやってみる方法が良いようです。

--
K1.座して、猫背にて、片足を伸ばし、もう片足は曲げて膝側面を地面に付けます。

K2.曲げた片足を、膝側面を地面に付けたまま、出来るだけ体に引き付けます。

K3.伸ばした片足を、外側にできるだけ開きます。

K4.体を、伸ばした片足の方向に向けます。

K5.猫背から背を伸ばします。

K6.K2~K5を繰り返して、片足ですが、極に持っていきます。

K7.反対の足で行った後、両足を揃えて行ってみます。
--

 K3~K4で、体の重さを利用して、股関節を開かせます。


P.S. 今日、Cuさんに試してみようと思います。

P.S.1-2 Cuさん、K1で挫折、膝側面を地面に付きません。尻と地面との接触が異なっており、股がどうやっても開かない状況になっていると考えました。座布団で、尻を高くして、少し改善。野球ボールに肛門で座ると改善しないか試すことにしました。
 
お問い合わせ


by Network Communication Note