2019年4月3日(水)
［基本］合気上げより #■合気道

　合気上げの初動は、下記のように行います。

(1)相手に両手首を掴ませます。
(2)手刀を相手に向けて斜め上に進め、相手を釣ります。
(3)手刀の緊張を解き、真下に下ろします。

　この初動で、自分の手刀は少し前に進み、相手の腕は少し後退します。

--　
自分　　相手
　　／↓
--

［基本］手刀および体は、同じ場所には戻りません。
［基本］レの字に反射します。入射、反射のどちらかが垂直です。（レ点の返し）
［基本］力を開放して、重力に任せます。


　次に、自分の手刀は、天と地に分かれて、相手の腕を相手の後方にもっていきます。

　腕の力が出る位置は、体の前面にあるときです。体の背面に腕がある場合、思うようには力が出ません。

［基本］相手の手先を送るのではなく、相手の肩と肘をしゃくり、相手の二の腕を送ります。（元に働きかける。節に働きかける。）

　その際、相手の腕と自分の腕が、Ｓの字に絡むように繋がっています。

［基本］相手は人差し指のライン（弱い手刀）、自分は薬指のライン（強い手刀）で繋げます。