ガレコレ [Garage Collection]
2018年6月14日(木)
現代スポーツでは学べないもの ■合気道
 新幹線の車内で、助けに入った男性が死亡する事件がありました。お悔やみ申し上げます。どうすれば、良かったのでしょうか?

 刃物を持てば、十倍は攻撃力が増していると、まず認識する必要があります。銃であれば数十倍。だから簡単に殺せるのです。名のある格闘家でも、対凶器の稽古をしていなければ、やられてしまいます。

 凶器の効果を整理してみます。

(1) 自分に自信が持てる。
(2) 相手の恐怖心を煽る。
(3) 攻撃範囲が伸びる。
(4) 攻撃威力が増す。

 (1)(2)ですが、気持ちが大事というだけではありません。相手の攻撃が当たらなければ、相手の自信を挫き、自分の恐怖心を抑えることに繋がります。

 (3)ですが、相手にとって嫌な位置に立つことが重要です。短刀、小太刀、木剣、杖を用いた稽古で、間合いの感覚を養います。長物であれば、灯台下暗しも通用しますが、小回りの利く武器ではそうもいかないので、距離を稼ぐ術が有効でしょう。

 (4)ですが、刃、銃口には指向性があります。凶器を持つ手を払い除けたり押さえつけようとすれば、力負けすることもあるでしょう。外す、逸らす、入らせない術が有効となります。

 自分の攻撃力を出し切るのが、現代スポーツであれば、地味ですが、殺されないための防御術を研究することが、合気道の面白さでもあります。

 話が飛躍しますが、義務教育において、武術と医学と料理と農業を明確に組み込む必要を痛感しています。役に立たず、どうでもよく、偽りの内容が多すぎます。学習するプロセスを身に付けるとのいい訳ですが、自分はそんな学習を子供たちにさせたくはありません。生命を感じ取れる授業が、根本的に欠けています。


P.S. 自分の武道の原点は、子供の頃に、自分が小さかったこと、パチンコ屋の店長が仲裁に入って刺されて亡くなったことです。術を身に付けなくては無力に帰すと、ずっと思い続けています。


P.S.2 国語で取り上げられる作品は、どれも優秀なものには違いないのですが、国語で味わう授業を経験できたのは後にも先にも中学校のときのT先生だけですね。当時の自分には、よく理解できなかったのが残念です。アウトローな方でしたが、今はどうされていますかね。
 
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