ガレコレ [Garage Collection]
2018年1月8日(月)
相手と自分の繋がり ■合気道
 何事を学ぶにしても、形を真似るところから入りますが、あまり型に拘り過ぎるのもどうかと思います。型は基準であって、基本ではありません。

 基本は、相手がどう感じているかを起点とすることです。相手がこう感じるには、相手と自分がどのように繋がるのかと次に考えます。どの部位で、どのように触れるのかと具体的にしていきます。

 体格差があれば、当然、触れる部位が異なります。技を同じようにコピーしたつもりでも、同じようにやっていては相手の感じ方が違っています。

 入身投げおよび合気入身投げで具体的に説明します。

 これらの技は、相手の首を手刀で刈るように見えますが、肝心なのはお互いの二の腕の重なりと考えています。上に乗っけるだけや、上から押さえつけるのではありません。相手の腕を摺って、相手の肩をしゃくり、相手の体を制御します。なお、重ねない場合は、相手の自由度が高くなり、合気柔術の範疇を超えたものと認識して下さい。

 背の高い人にかける場合、触れる相手の部位は前腕肘側になります。逆に背の低い人にかける場合、前腕肩側になります。いずれも相手の前腕に自分の前腕を重ねるのですが、相手の身長によって、明らかに触れる相手の部位が異なってきます。

 当たり前のことですが、同じ技を相手によって変えずに同じ型で倒そうとすることは、自己満足の型稽古に過ぎません。

 何百人と練習して感覚的に身につけることが望ましいのですが、当道場のように少人数の場合、どこに触れるのを真似るのではなく、どう繋がるのかということを意識して練習しなければなりません。

 自分と一番弟子とでは、身長差が10cmあり、技を掛ける時に触れる部位は異なってきます。幸い、一番弟子は、上記を理解して技を再構築してくれているようです。
 
お問い合わせ


by Network Communication Note