ガレコレ [Garage Collection]
2017年10月26日(木)
相手は相手の腕の重さで動く ■合気道
 片腕の重さは体重の1/16程度とインターネット検索するとあったので、体重80kgの自分は、片腕5kgということになる。

 5kgのダンベルを振り回してみれば分かるだろうが、相当重い。相手の片腕を導けば、相手の全体も崩せるというものである。

 合気道の上級者の技は軽いのに、劇的に崩される。引っ張ったり、押さえ込んだり、力を入れる手法と根本的に異なっている。

 相手の直突きを例に説明する。

 まずは、相手に突かせるのだが、省略。

 相手が出しかけている突きに対して、手刀を下から相手の肘に宛がう。触れる瞬間は「親指を天」であるが、[尺骨側]を上げて「平を天」にして、相手の肘を乗せる。

 『レ点の返し』の動きは、省略。

 一旦、相手の肘を乗せた自分の前腕を、[尺骨側]を下げて、相手の腕を開放する。すると、相手の腕の重みで相手が動き出す。[橈骨側]で、引っ掛けるのではない。これが『手刀の反し』の味噌である。

 『先入れ後出し』は、一事が万事、手刀でも、摺り足でも、技でも、相手に力を感じさせないための術の1つである。くっ付いて離れる、たったそれだけのことなのだが、そこに拘って練習しなければ、いつまで経っても手刀[てがたな]は習得できない。
 
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