ガレコレ [Garage Collection]
2017年9月17日(日)
歩み ■合気道
 『歩み』は、当道場における修得必須の筆頭と位置付けています。毎回、20分以上、雑談しながら行っています。道場で雑談とは不謹慎なと思われるでしょうが、普段体で合気道を出せることを目標としており、自分自身は効果があると感じています。危険な技の練習になると、自然と雑談は無くなるものです。


 ただ歩くのではありません。

(1) 相手がいることを想像して、動き回って下さい。3歩(右左右および左右左)を1セットとして、相手の変化に細目に対応できるようにします。


 足で移動するのではありません。

(2) 自分の心臓を移動方向に微妙に傾けて、自然に足を出します。頭や腰ではありません。自分の上澄み(心臓から上部)を空間に滑らせるように移動します。


 摺り足は、足の裏を地に摺りません。

(3) 足裏三点(母指球、小指球、踵点)で立ち、母指球と小指球が先に地に着いてから、踵点が着きます。地を離れる時は逆に、踵点が先に離れます。足の指を使うことを、一旦忘れて下さい。捻りは地ではなく、空で行います。『濡れた半紙を破らず』が摺り足の極意です。


 大股歩きではありません。

(4) 基本的に半歩の開きです。心臓を股と意識して、脚と腰を同期させます。この際に、腰を振ってはいけません。


 力強く、素早くではありません。

(5) 相手の盲点(攻撃しにくい位置、否な感じがする位置)へ自然に移動します。パッととかサッととかでなく、スッと盗むように位置を取ります。


 空間を闇雲に歩くのではありません。

(6) 空間に壁を描いて、その壁に自分の体の半分を預けて移動します。これに関しては、まだ教えていませんが、不安定な体勢のまま、安定させる術です。分かりにくい例えかもしれませんが、壁があると思ったら無かった、椅子があると思ったら無かったという状態を、創り出しているのです。


 止まって、技をしかけるのではありません。

(7) 歩みで動き回る中で、技を掛けます。故先生が、自分たちの名人技を見て、嘆いておられました。先生の演武は、必ずお互いに動いている中で技が発動していました。
 
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