ガレコレ [Garage Collection]
2017年2月23日(木)
ボイラーの基盤が壊れているのかもと思い、、、 #※ガレコレ
 ボイラー本体は、長州産業(株)のJX-410DG。午前中に、水道屋さんから、ボイラーの基盤はまだあるとの連絡を受けた。

 長州産業(株)自体はボイラー事業からは撤退しているので、この際、基盤だけでも取り換えておいた方が良いのかなあ。

-- 長州産業(株)HPより引用 --
http://www.choshu.co.jp/2013/0121201125.html

【石油小型給湯器(家庭用)】

最終型式は2010年(平成22年12月)にて製造販売を終了。
補修用性能部品の供給は各型式の製造終了後7年。
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 暗雲立ち込める。運転切なのに、13:17から、繰り返しアラーム音。夜も昼間も関係なく、しかも微風の状態なので、温度や揺れが原因ではないと判断できる。ブレーカーで切る。放っておいても、好転しそうにない。



 夕方にかけて晴れたので、ボイラー本体を開けてみた。中は綺麗なものだ。手前に基盤が見えて、分かりやすい設計配置である。もし、基盤を取り換えようと思ったら、簡単にできる。

 なんと、ボイラー内部に、『配線図・故障診断』の紙が入っていた。これが無かったので、さっぱり分からなかったのである。

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【リモコンのモニターサインによる故障診断】

 モニターサインは1~9(3欠番)で、異常内容を把握できる。



【過去のモニターサイン表示】

 過去8回まで表示可能。

 
[運転 入/切]を5秒以上長押し。
 →「ピーッ」とブザーが鳴る。
  →[1]が表示。
   (過去1つ目の意味)
   →②へ
  →[0]が表示。
   (履歴無し)
   →⑥へ

 
給湯温度[◀](低側)を押す。
 →モニターサインが表示。
  (1~9
 
//
 
3欠番)

 
もう一度、給湯温度[◀](低側)を押す。
 →過去の番号が表示。
  (2→3→…→8)

 
さらに、給湯温度[◀](低側)を押す。
 →モニターサインが表示。
  (1~9
 
//
 
3欠番)

⑤ 操作③④を繰り返す。

 
[運転 入/切]を押す。
 →モニターサイン表示を終了。
  通常表示に戻る。
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 過去のモニターサインを表示してみると、すべてのエラーが[9]リモコンの通信不良だった。



 さあ、情報収集が整ったので、まずは灯油タンクの水抜き。100mlぐらい水が出てきた。これって多くない?昨年の夏以来だけどね。

 次に、取扱説明書p22 点検・手入れの必要項目・時期・方法に述べられている手入れを行った。

■熱交換器の掃除
 排水はきれいなものであった。問題無し。

■オイルストレーナの掃除
 フィルターが茶色の汚れていた。灯油で洗った。予備のパッキンとフィルターを揃えておく必要がある。

 最後に、リモコンの端子を磨いて、端子台にしっかりと締め付けた。

 おっと、ボイラーの蓋を開けたままだと、モニターサイン[8]疑似火炎の発生で、エラーになるんだね。リセット操作(再運転)を繰り返して、正常運転になったようだ。



 19時まで、運転入にしておいたが、アラーム音もエラーのモニターサインも出ない。湯船にお湯ためて、お風呂を頂く(床屋さんもした)。お湯も熱々で、問題無し。その後、運転切にして、様子見。

 さて、今夜は、起こされずに済むでしょうか?



P.S. コントロールパネルに刻まれていた[RC-56M]のRCは、リモコンの意味だったんだね。


P.S.2 「長州産業株式会社は卓球女子日本代表 石川佳純選手を応援しています。」とあった。知らなかったなあ。


P.S.3 2月24日13時現在、運転切りの状態で、問題は発生していない。


P.S.4
 
[追記]上記のフロチャートに、加筆しました。

また、故障診断の別紙を、テキストに起こしてあります。ご参照下さい。

2020年1月17日(金)
CIC長州石油小型給湯機の故障診断
 

http://neconote.jp/blog.php?date=1579186800
 
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