ガレコレ [Garage Collection]
2017年2月10日(金)
剣の素振り ■合気道
 日本刀で相手を斬るというより、木刀で相手の攻撃を制する感覚で振っている。

 単独動作の練習では、抵抗がないため、自由気ままな動きになり、見た目の綺麗さを追求しがちになる。組手では、何故力がぶつかるのだろうと悩むばかりである。重みのある長物を使って練習してみることで、両者の溝を補ってくれるものと考えている。


【掴み方】

・柄の上部に母指球が当たるように、手の平を上から被せる。
 ×親指ではない。
・前方の手の人差し指を鍔に当てるが、親指は当てない。親指と薬指で輪を作り、薬指が柄に絡む。
 △鍔に親指を当てても間違いではないが、手先のつくりが不自然になるので、そうしていない。
・後方の手の小指を柄頭に半分覗かせて、左右の手を離して掴む。
 △日本刀ならば、左右の手をくっ付ける。あくまでも、剣の素振りから、合気道の要素を学ぶために、左右の手を離して掴んでいる。



【基本】

・薬指で、剣を振る。
 ×人差し指ではない。
・剣の重さで斬る。
 ×剣を振り回して斬るのではない。
・切先三寸は柔らかい筆をイメージして、その部分で斬る。
 △日本刀の刃渡り全部使うのではない。
・半歩ないし、一歩前進しながら行い、相手の攻撃を誘い出し、これに応じる。
 △その場で行っていては、イメージに欠ける。
・右半身、左半身で行う。
 ・合気道では、左半身の練習も重要である。


【軌跡】

・墨壺:尾骶骨に剣先を収める。筆先に墨を付けるイメージである。先生は、袴が切れると表現されていた。
・紋付:心臓の背側である紋付に、峰が触れながら通過していく。
・百会:頭部の天頂である百会に、峰が触れながら通過していく。
・柄打ち:自分と相手の心臓の中心を繋ぐラインを、柄頭で打つ。共有空間において、照準的な位置である。
 ・剣先は相手側にあるべきと考えている。
 ×柄頭を下げ過ぎない。
・上記までは、肘の動きに剣が従う。
・ここから斬り下ろしに入る。手首が肘の動きを追い越していく。
・凌ぎで擦りながら、相手の剣を山越えし、相手の剣を制して、レ点の返しで戻ってくる。
 ・?マークのような軌跡である。
  ×S字ではない。
・剣先は、下に抜ける。
 △剣先を水平に保たないやり方である。
・剣が、剣玉の玉で例えると皿に乗るように、下にある。
 ×剣を振り切るのではない。



 剣の素振りを通じて、相手を引っ張ったりするのではなく、その位置に相手が動くという感覚で行えば良いと気付くはずである。



P.S. 右肘を痛めている自分が、木刀を振っても痛くないのだから、力づくで振ったり止めたりしているのではない。徒手でも然り。
 
お問い合わせ


by Network Communication Note