ガレコレ [Garage Collection]
2016年12月14日(水)
袈裟斬り(体捌き) ■合気道
 袈裟斬りで、腕をぶんぶん振り回せば、一見、様になっている。間違いとは言わないが、これでは手刀で相手の攻撃を力付く払い除けているだけである。

 すべての体捌きにおけるイメージだが、手刀で相手の腕にくっ付き、この繋ぎを経由して、自分の体の動きを伝えて、相手を動かす。『手刀の繋ぎ』こそ、合気道の必要条件であると断言する。

 体捌きの動きの中で、手刀は、常に自分の体の前にある。体の動きを外してみれば、手刀は、自分の脇のライン、自分の心臓の表面の両ラインを移動し、これらラインを逸れることはない。同時に、手刀は、相手の同様なライン上にもある。

 袈裟斬りで、後ろに流すからと言って、手先だけを後ろに流して、自分の体の前を通過させるのでは、意味がない。自分の体が、後ろに半身になるように捌いているので、手刀も後ろに流れる。

 初心者には、袈裟斬りにおける手刀の位置を、半身の構えから、(1)胸、(2)米神、(3)相手の肩、(4)袈裟に斬ると教えている。腰では無く、胸と教えるのは、高さが必要なためである。運足は、(1)半足後ろ、(2)半足前、(3)直進、(4)開くと教えている。数字は、ほぼ同期している。これらの動きは、のちに本当の動きを身に付けるための基礎であって、基本ではない。

 袈裟斬りの基本は、手刀目線で述べると下記のようになる。

(1)半身を切り替えて、手刀が触れる。
(2)転体して、手刀を後ろに流す。
(3)転体して、手刀を前に戻す。
(4)袈裟に斬って、手刀を落とす。

 この記述では、まあチンプンカンプンであろう。でも、この4動作に分けて、それぞれを探求していけば、答えが見つかると思う。
 
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