ガレコレ [Garage Collection]
2016年6月5日(日)
相手に合わせる ■合気道
 当道場では、『相手がどう感じているか』を第一に掲げて稽古しています。まあ、これは理解してもらえると思っています。

 では、『相手に合わせる』とは、どういうことでしょうか?

 何もかも相手に合わせてしまっては、相手のペースになってしまいます。また、タイミングに合わせるということで使っているのでもありません。

 相手にとっては『釈迦の掌の上で踊らされる』という感覚です。合気道の技を味わったことがある人ならば、その感覚を代弁していると考えてくれるでしょう。つまり、釈迦の掌に収めた相手がどう動こうと対処できるということです。

 『騙し』によって『釈迦の掌』に相手を収めるのですが、騙しは今までに何度も語ってきていますので、ここでは省略します。

 相手の抵抗とは、軸のずらしに他なりません。軸が傾いたならば、その軸に地面を傾けて、自分もその地面に身をゆだね、その地面上で技を掛けます。地面は正常に戻りながら、相手に技が浸透していきます。

 最初から相手の軸を元に戻そうとしてはいけません。相手の抵抗が増します。傾いた地面にゆだねることが、相手に合わせるということです。

 合気道において、乱取り稽古で、飛んだり跳ねたりして技を掛けているように見えるのは、こういったことが一因となっています。単に、飛び退いているのではありません。
 
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