ガレコレ [Garage Collection]
2016年4月30日(土)
繋ぎ ■合気道
 相手の攻撃を躱したり、払ったりする。この動作にも、騙しの要素はあるのだが、その先の『繋ぎ』について説明しようと思う。

 相手と自分を繋ぐと、相手を制御しやすくなる。躱したり、払ったりだけより、遥かに守りも良くなる。自然に、攻撃に移れる。繋ぎは、攻防一体の要である。

 『繋ぎ』は『手解き掛け』と同意である。手首を掴まれた時、半分の手解きにより自由を得るが、完全には切ってしまわない。

 相手の腕を掴むのではない。相手の腕を、自分の日本刀として、これを振り、技と化す。

 日本刀の束に、手刀を被せる握りが、繋ぎの味噌である。

 直突き小手返しを例に述べる。

・相手の直突きに対して、相反する手刀を下から相手の肘辺りにくっつける。少し遅れて、相同じ手刀を下から相手の手首にくっつけても良い。
・五指で山越えして、レ点の返しにて親指のみ頂きを戻る。
・手刀を相手の肘から手首にかけて滑らせる。
・親指は相手の甲と平行。四指は指先をほとんど巻かず、第二関節下の腹が、相手の脈打つ面に触れる。
・親指と四指で30°の三角定規のようになり、相手の人差し指のラインである腕1/4軸上部内側に繋がる。
・相手の腕が拳一つ下がって、上澄みが取れている。
・指で引っ掛けるのではなく、掌に吸い寄せるようにして、相手の肘の腱に効かせて、相手の前腕を相手に戻す。
・レ点の返しにより、相手の肘の腱に効かせて、相手の前腕を自分に貰う。
・レ点の返し、楔ラインの移動により、相手は自分から遠ざかるように開いていく。
・最後に、相手の手首も極めて、小手返しとする。


P.S. 五指で山越えするところを、四指ではダメなのかということであるが、それでは面白くない。
 
お問い合わせ


by Network Communication Note