ガレコレ [Garage Collection]
2014年8月12日(火)
[474] 相手の肩の閉開 ■合気道
19:45~20:45/岩瀬、新徳、黒岩

【テーマ】相手の肩の閉開。「過ぎたるは猶及ばざるが如し」を理解して、有効な程度の感覚を身に付ける。黒岩さんへの指導も、技に術を適用しながら、術を身に付けていくことにした。

 気づきこそ、道場の存在意義で、目から鱗が落ちれば、こんな簡単な事を何で気付かなかったのかと思うものである。

【一教表 押し倒し】
・技は、術を複合して使うようなものである。
 ・それぞれの術を2割まで落とすような感覚である。
 ・そもそも術は、要素をデフォルメしたもので、気付きを促すための指針に過ぎない。
  ×一つの術でも掛かると思ってはいけない。あくまでも、練習において、相手に掛かって貰っていることを忘れてはいけない。
・(体+手刀)→手刀→(体+手刀)→手刀→・・・の繰り返し。
 ・実際には、体も手刀も動き続けている。
 ・(体+手刀)では、自分の心臓が移動することが最重要である。
  ×足を踏み出すのではない。
  ×腰で移動するのでもない。
 ・手刀のみの部分が、糊代である。
 ×技を(体+手刀)だけで行うと、力が入って相手とぶつかる。
 ×技を手刀のみで行うと、小手先だけの意味のない技になる。
・間合いを十分にとって、相手の心臓の表面間を、(体+手刀)で、手刀は蒲鉾の軌跡で楔を打って移動する。
 ・手刀(腕)は、緩やか伸びて、凧上げの糸のようにテンションを持つ。
  ×肘を曲げてはいけない。
  ×肘を張り過ぎてもいけない。
 ・手刀を立てて、五指にて、相手の心臓表面を攻める。
  ・薬指を喫水線として、手刀が傾く。
  ×手刀を寝かせたり、回転させたりしてはいけない。
  ※『手刀の反し』とは、回転ではなく、復元力を有する傾きであり、手刀が立っていて、初めて叶う。
・親指を畳んで、相手の手首の下を、手刀が擦り抜ける。
 ×手刀を回して、相手の手首の下をくぐらせてはいけない。
・基本的に、手刀は下から相手に接触する。
 ×手の平や甲で押すのではない。
 ×天に力が抜けてもいけない。
・相手の肩の閉開で、押し倒す。
 ・相手の肘の角度は鈍角(90度+α)。
  ×鋭角では、相手の肩に力が偏ってしまう。
  ×90度では、進行方向が定まらない。
  ×鈍角も、開き過ぎると、相手に逃げられる。
  ※初心者に、動きや関節の角度を90度、45度と分かりやすく教えると、これらの角度が基本であると語弊を招く。当道場では、最初から角度を定めずに、感覚で角度の効果を知ることを基礎としている。
 ・相手の肩を閉じる。
  ・相手の肩がすくむように、浮かす。
   ×相手の肩の方向に、攻め過ぎてはいけない。
  ・相手の腕を、相手の体に折り畳んでいく。
   ×相手の肘を、押し上げ過ぎてははいけない。
 ・相手の肩を開く。
  ・鈍角の空間を創出して、相手の上澄みをその空間にいざなう。
   ・創出した空間が、滝壺になる。
 
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