高知あたご劇場
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2024年8月24日(土)~9月6日(金)
瞳をとじて 上映作品
上映時間【本編169分】
(8/31~9/6)13:20~(火・金曜18:45~追加)
※台風休館の代替として9/2(月)、9/3(火)は営業いたします。
※1500円週間です(シニア1200円)

『ミツバチのささやき』などのスペインの寡作なる巨匠ビクトル・エリセ。その31年ぶりの新作長編にして、集大成!
元映画監督と謎の失踪をとげたかつての人気俳優、ふたりの記憶をめぐる【人生】と【映画】の物語。
 映画『別れのまなざし』の撮影中に主演俳優フリオ・アレナスが失踪した。当時、警察は近くの崖に靴が揃えられていたことから投身自殺だと断定するも、結局遺体は上がってこなかった。それから22年、元映画監督でありフリオの親友でもあったミゲルはかつての人気俳優失踪事件の謎を追うTV番組から証言者として出演依頼を受ける。取材協力するミゲルだったが次第にフリオと過ごした青春時代を、そして自らの半生を追想していく。そして番組終了後、一通の思わぬ情報が寄せられた。
「海辺の施設でフリオによく似た男を知っている」と──。
 出演は『パンズ・ラビリンス』のマノロ・ソロ、『ゴヤ』のホセ・コロナド、そして『ミツバチのささやき』の少女役、『カラスの飼育』のアナ・トレント。
【コメント】
「自分自身が映画史そのものである人だけができるやり方で、エリセは失われた記憶を甦らせようとする。その苦闘があまりに切実で、深く胸を打たれた。」濱口竜介監督
「フィルムの中に失踪した俳優の瞳に映るフィルムという迷宮。エリセ自身のフィルモグラフィの空白とも重ね合わせると、僕如きに拙速な答え合わせなどできるはずもなく。」岩井俊二監督
「フランコの独裁政治が終わった後、人々はどう生きたか?それがこの監督の一貫したテーマだ。ぼくの横でこの映画を共に見たMさんはこう感想を述べた。「荘重な映画だ」「刺激を受けた」。」鈴木敏夫スタジオジブリプロデューサー
(2023年/スペイン)
※8/26月・8/27火曜休映
(8/24~8/30)10:30~/13:35~(土・水・金曜19:00~追加)

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