2023年9月30日(土)~10月13日(金)
オレンジ・ランプ [上映作品] 
上映時間【本編100分】(9/30~10/6)10:45~
(10/7~10/13)9:00~/19:25~
※1500円週間です(シニア1200円)
後援:高知県若年性認知症の人と家族と支援者の会
※後援団体様の尽力により、丹野智文さんと和田正人さんから本作高知上映へのビデオメッセージをいただきました。上映予定時刻の前に上映いたします。
39歳、パパが認知症!?どうする、私‼ ――若年性認知症と診断された丹野智文さんの実話をもとに描く、優しさに満ちた希望と再生の物語。「ケアニン」シリーズの製作スタッフが贈る、認知症とともに生きる人々の感動の実話。
39歳の只野晃一は妻・真央や二人の娘と暮らし、充実した日々を送るカーディーラーのトップ営業マン。そんな彼に、顧客の名前を忘れるなどの異変が訪れる。下された診断は、「若年性アルツハイマー型認知症」。驚き、戸惑い、不安に押しつぶされていく晃一は、とうとう退社も決意する。心配のあまり何でもしてあげようとする真央。しかし、ある出会いがきっかけで二人の意識が変わる。「人生を諦めなくていい」と気づいた彼ら夫婦を取り巻く世界が変わっていく…。
39歳で認知症と診断されながら、10年後の現在も会社勤務を続けつつ、認知症本人のための相談窓口の活動や自身の経験を語る講演などを行っている丹野智文さん。本作は、認知症とともに笑顔で生きる丹野智文さんの実話に基づく物語。
主演はドラマ「ちりとてちん」ヒロイン役など映画・ドラマ・舞台で活躍する貫地谷しほり、『THE LEGEND&BUTTERFLY』『Winny』など話題作への出演が続く高知出身の和田正人。共演に山田雅人、赤間麻里子、伊嵜充則、中尾ミエ、赤井英和。監督は『村の写真集』『高野豆腐店の春』の三原光尋。主題歌はTHE CHARM PARK「セルフノート」。
私達は、晃一や真央とともに、「認知症になったら終わり」という偏見を捨て、「認知症になっても人生を諦めなくていい」ことを実感し、そのための手立てを見出していく。認知症本人や家族が、認知症とどのように向き合えば笑顔で生きられるのか。認知症になっても安心して暮らせる社会とは? その一つの指標となり得る本作は、年齢を重ねていく全ての人がより良く生きるためのヒントにも満ちている。
(2023年/日本)