2023年9月16日(土)~28日(木)
EO イーオー [上映作品] 上映時間【本編88分】10:45~/(日・火・水・金曜は18:35~の回追加)※すみません!夜の回の曜日を一部訂正します。
※1500円週間です(シニア1200円)
本年度アカデミー賞国際長編映画賞ノミネート、カンヌ国際映画祭審査員賞・作曲賞受賞!ポーランドの鬼才スコリモフスキ監督による現代の寓話、無比の映像体験。
愁いを帯びた瞳とあふれる好奇心を持つ灰色のロバ、EO。心優しきパフォーマー、カサンドラのパートナーとしてサーカス団で生活していたが、ある日サーカス団から連れ出されてしまう。予期せぬ放浪の旅のさなか、善人にも悪人にも出会い、運を災いに、絶望を思わぬ幸福に変えてしまう運命の歯車に耐えている。しかし、一瞬たりとも無邪気さを失うことはない。
観客は一匹のロバEOの旅を見守りつつも、ある時はEOの目線で予期せぬ荒波を潜り抜けることになる。
出演はサンドラ・ジマルスカ、ロレンツォ・ズルゾロ、マテウシュ・コシチュキェヴィチ、そして『主婦マリーがしたこと』『ピアニスト』『Elle エル』のイザベル・ユペール。
監督のイエジー・スコリモフスキは『出発』『早春』『アンナと過ごした4日間』で知られ、前作『エッセンシャル・キリング』でヴェネチア国際映画祭の審査員特別賞を受賞。2016年にヴェネチア国際映画祭で生涯功労金獅子賞を受賞した。
「崇高と俗悪がかつてなく接近する最新作はまた一つ映画の領野を広げ、相変わらず陳腐な問いを与える。映画とは何か。つまりスコリモフスキとは何者か。(『ドライブ・マイ・カー』濱口竜介監督・コメント)」
(2022年/ポーランド・イタリア)