高知あたご劇場
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2023年8月12日(土)~25日(金)
かば 上映作品
上映時間【本編135分】
11:00~/(土・日・金曜は18:30追加)
※8/13、20、25は初回10:30~に変更します。
※1500円週間です(シニア1200円)
※ブルーレイ上映
※8/12(土)夕方の回、8/13(日) 、最終日8/25(金)各上映後に監督による舞台挨拶予定!(8/12は夕方の回のみになります)

 1985年、夏。オレたちもセン公もアツかった。大阪の公立中学校に実在した教師と生徒。心の底から向き合う彼らの青春を描いた実話に基づく物語。実話に基づく映画です。
 被差別部落が隣接する西成区北部の中学校。人々の差別と偏見、貧困など多くの問題を抱えた環境の中で、生徒たちは荒んだ学校生活を送っている。蒲益男(かば ますお)先生(43歳/山中アラタ)ら教師たちは手を焼いていた。登校拒否になった転校生。家庭を顧みない母親、酒浸りで在日朝鮮人の父と暮らす女生徒。出身地を恋人に告白することができない卒業生。服役中の父親に代わって家庭を支える野球部主将。
蒲先生ら教師たちは、それぞれの事情を抱えた生徒たちと正面から向き合い、時には生徒の家庭へ強引に入り込んでまで、彼らの生き方を模索する。
 原作・監督・脚本・製作総指揮は川本貴弘。2010年に58歳で亡くなった蒲先生、その葬儀には500人以上の元教え子が参列したことを知り、2014年から2年半にわたり取材を重ねた。その映画製作への理解を訴え続けた結果、2万人を超える人々から完成を望む声が寄せられ、7年をかけて映画は完成した。川本監督は全国を巡る上映ツアーを続けている。
 実在した蒲先生を演じるのは、自身も大阪出身である山中アラタ。ヒロインの新米教員・加藤先生を映画初主演となる折目真穂。もうひとりのヒロイン・由貴にNMB48を卒業後、女優として再始動する近藤里奈が映画初出演。同僚教師役には木村知貴、牛丸亮、高見こころ、石川雄也ら実力派が脇を固める。さらには関西の演劇界から皷美佳、浅雛拓、山本香織らが加わり、映画にリアリティを与えている。
「初めて大阪を、大人やこどもを丸裸にした映画か。」(井筒和幸 監督)
(2021年/日本)

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