2022年3月18日(金)～4月1日(金)
TOVE／トーベ ［上映作品］

上映時間（本編103分）
（3/18～3/24）11:30～/13:30～
（3/25～4/1）11:00～/13:00～/15:00～
（3/25、3/28～4/1は18:30～の回追加）
（3/26土曜・3/27日曜は17:00～/19:00～の回追加） 
※各回入替なし　
※3/22火曜は休館、3/29火曜は営業 
※申し訳ありませんが、入場料金を値上げいたします。一般1200円/シニア1000円です。

　世界中で愛される「ムーミン」作者トーベ・ヤンソンの半生。彼女はいかに自由を愛し、生きたのか。
　第二次世界大戦下のフィンランド・ヘルシンキ。激しい戦火の中、画家トーベ・ヤンソンは自分を慰めるように、不思議な「ムーミントロール」の物語を描き始める。やがて戦争が終わると、彼女は爆撃でほとんど廃墟と化したアトリエを借り、本業である絵画制作に打ち込んでいくのだが、著名な彫刻家でもある厳格な父との軋轢、保守的な美術界との葛藤の中で満たされない日々を送っていた。それでも、若き芸術家たちとの目まぐるしいパーティーや恋愛、様々な経験を経て、自由を渇望するトーベの強い思いはムーミンの物語とともに大きく膨らんでゆく。そんな中、彼女は舞台演出家のヴィヴィカ・バンドラーと出会い激しい恋に落ちる。それはムーミンの物語、そしてトーベ自身の運命の歯車が大きく動き始めた瞬間だった―。
　トーベ自身の人生のあり方とともに、その創作の秘密に肉薄してゆく。本国フィンランドでは公開されるや大絶賛で迎えられ、スウェーデン語で描かれたフィンランド映画としては史上最高のオープニング成績を記録。公開から約二カ月にわたり週間観客動員数ランキングで連続1位を維持するなどロングラン大ヒット。更に第93回アカデミー賞国際長編映画賞フィンランド代表へ選出されたのをはじめ、フィンランドのアカデミー賞にあたるユッシ賞で作品・監督・主演女優賞他7部門受賞など数々の映画賞を席巻した。
（2020年／フィンランド・スウェーデン）