ガレコレ [Garage Collection]
2020年3月9日(月)
[基準]相手の腕の外側面を地に付ける。 ■合気道
 闇雲に、相手の腕を、引っ張ったり、振り回したり、ねじ伏せたりしてはいけません。力を出す、遠心力、関節を極めることは、一旦横に置いて下さい。

 相手の腕の外側面を地に付けるようにして、技を進めます。標準技で言えば、一教、三教、四教、五教、小手返し、四方投げと多岐に渡ります。

 根本は、腕の軸を、腕の中心にある骨としないことです。親指を天にして腕を前に伸ばした状態で、外側と内側、上部と下部で4分割して、それぞれの塊に軸を持たせます。軸は、骨と肉の境辺りになります。重要な塊は、内側下部と外側上部です。内側下部で相手を浮かして崩し、外側上部で相手を地に落とします。

 なお、腕の軸をずらしていることで、腕が自然に回転します。

 次に、肩が回るように回すことです。肩は、体の側面で回るのではなく、体の腹面でプロペラ機のように回ります。つまり、相手の腕を、相手の腹面で回します。

 相手の腕の重さを利用します。相手の腕と自分の腕の重さを融合すれば、かなりの重さになります。それに少しの体重を加えれば十分ということを理解して下さい。相手を崩すのに、相手と同等な重さが必要ならば、もはや技とは言えません。

 相手の腕を捻じっても、堪えられて反撃される場合が考えられます。力や痛みでは、完全には制御できません。

 相手の腕を制することは、相手の攻防を制すると言っても過言ではありません。相手に蹴りや体当たりや頭突きがあったとしても、それすら制することができ、相手のスピードを殺すこともできます。逆に言うと、熟練の相手に腕を取られるということは、死を意味します。

 相手の腕が『への字』になっていると効果的です。相手の腕がまっすぐ伸びてしまうのは、どこかに間違いがあります。また、必要以上に鋭角に折ると、そこからは力技に移行します。

 相手の腕の外側面を地に付けたとき、前方であれば相手の顔面が、後方であれば後頭部が、側方であれば側頭部が、地に叩きつけられることになります。練習では、手加減が必要となります。
 
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