2021年7月8日(木)～12日(月)
東京オリンピック　都内の全会場で無観客開催を決定！ #政治・経済

　少しだけホッとしています。都内だけというのが引っ掛かりますが、新型コロナウイルス感染拡大に関しては、最悪を回避した英断と考えます。



　東京では、4度目の緊急事態宣言が、7月12日(月)～8月22日(日)で出されます。ちなみに、パラリンピック閉会式は、8月24日(火)20:00～23:00です。

　今回も少し遅かった感は否めません。東京で500人が続き出したときに、判断できたはずです。株をやっている人達に笑われます。やはり、東京オリンピックのことが、頭にちらついたのでしょう。判断を鈍らせる要因を外して考えるのが、ブレない為の鉄則です。岩瀬は、シュノーケリングガイドや各種イベントを通じて、身に染みているはずですが、未だに甘ちゃんと言われています。これからも、反省は続きます。

　さて、今週末の7月10日(土)、7月11日(日)において、民衆がどう行動しますか。良心に期待して馬鹿を見る機会を、むざむざ与えてどうします。岡目八目で観察している田舎の住民は、都会の人間をますます信用できなくなりますよ。



　判断する時点が遅れれば遅れる程、多大なる迷惑が多くの人に及びます。そんなこと分かっていますが、ギリギリまで粘りたいのは、誰しもが重々承知です。しかし、大きなことをするために、多くの小さなことに配慮が欠けてしまっています。当初の予定と大きく変わるのですから、事前準備も変化に対応しなければなりませんが、そのようには見えません。後手後手になっているだけです。



　地元開催ということもあって、日本はメダルラッシュに沸くでしょう。いや、多くの海外選手は、実力を発揮できません。これも運なのでしょうが、スポーツとは言え、競技の本質は勝負事です。選手同士では割り切ることも出来るかもしれませんが、観戦者はそうならず、海外からは冷めた目や怒りがあるでしょう。開催することに本当に意義があったのか、後日、改めて考えましょう。