ガレコレ [Garage Collection]
2021年6月19日(土)
mRNA作成の際の副産物 #医療
 知人から、コロナワクチン接種について相談を受けます。高知県では、すでに1名お亡くなりになっていますが、5名程度じゃないとまず伝えています。その上で、早期に発症する副反応は、添加物や副産物由来と考えられると続けます。自分は、アレルギーは少ない方ですが、蚊に刺されたら腫れたり膿んだりする体質なので、副反応で炎症が怖いので、接種はパスと判断しています。



 まあ、素人の自分が何を言っても聞いてもらえないので、有用な情報サイトをお伝えして、引用させてもらいました。なお、原文をお読みいただくことをお勧めします。

日本RNA学会
mRNAワクチンと基礎研究
投稿者 泊 幸秀(東京大学 定量生命科学研究所)
https://www.rnaj.org/component/k2/item/870-tomari-1

<引用>試験管内転写反応に一般に用いられるT7ファージ由来のRNA Polymeraseは、全長のRNAだけではなく、様々な副産物を合成してしまうことが知られている。特に、鋳型DNAの終端まで転写反応が進み、T7 RNA Polymeraseが鋳型DNAから離れたあと (“run-off”)、合成されたRNAの3’末端が自身の上流に存在する相補的な配列と塩基対を形成し (“loop-back”)、そこを起点として逆鎖の合成が継続する (“primer extension”) という副反応は、比較的高頻度に (しかも転写効率が良ければ良いほど) 起こることが報告されている1) 。このようにして作られた、末端にループ構造を持つ二本鎖RNA (loop-back dsRNA) は、その配列に関わらず自然免疫系によって認識され、炎症性サイトカインの産生を誘導してしまうため、RNAを生体に導入する際には、HPLCなどで取り除く必要がある。</引用>

 つまり、現時点では、どんなに優秀なRNA Polymeraseでも副産物ができて、『炎症性サイトカイン』を誘発してしまうということです。これが、心筋炎などを引き起こしている可能性が高いと考えています。



 では、精製により副産物が取り除かれていないのでしょうか? 下記の文章を読み解く限り、泊教授も怪しいと思っておられるのではないでしょうか。最低限とは、何を意味しているのでしょうか?

<引用>実験室レベルでは、HPLCなどによる精製を行わなくても、炎症性サイトカインの産生を最低限に抑えることができるようになったとのことである (製品化の際には精製は行っていると思われる)。</引用>



 例えば、一級メタノールを蒸留により精製するときに、初留と後留を取り除くことにより、純度が増します。もったいないからと、初留と後留をケチると、純度が落ちます。HPLC(高速液体クロマトグラフィー)で精製していたとしても同じことで、ワクチンの生産量を高めるため、品質にはある程度目を瞑っていると推測しています。目の前の多くの人を助けるためには、仕方がない選択なのかもしれません。



 なお、コロナワクチンを接種した方は、少なくとも数年は、生存や病気の追跡調査が行われるはずです。確かに、人類にとって役立つサンプルです。新型コロナウイルスは、思いがけない好敵手で、医療を進化させる起爆剤なのかもしれません。今後、医療現場でmRNAを用いることは当たり前になるのでしょう。ただ、今回は、非常に危ない橋を渡っているなあと感じています。若い世代は極力ワクチン接種せず、全体では少なくとも半々に留める必要を感じています。ワクチン接種しない人もいないと、有用な統計は取れません。
 
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