ガレコレ [Garage Collection]
2017年10月30日(月)
■合気道
 『柳』は、相手の攻撃を、反動で捌く防御である。なお、放たれた矢や弾、突っ込んでくる車などに対応するものでは無いので、あしからず。

 相手の直突きで、『山越え』と結び付けて説明する。

 相手の出しかけた突きの肘に、手刀を宛がう。手刀が相手の腕を『山越え』するときに、相手の腕を少しだけ押す反動で、自分の体を相手の外側に逃がす。

 このとき、足を根のように固定して、柳の木が風に揺れる様を再現する。

 体の移動は、心臓から動かす。足から、頭からでは、他の防御方法となる。

 相手の突きは、突いてきた方向のまま、『山越え』で摺り押す。ずれと回しが掛かり、相手の肩がしゃくられる。どうしても相手の腕が斜めになるのは、払い除ける意識が強く働くことで、押し過ぎてしまい、相手の肩もしゃくれておらず、反動も来ない。

 体が動き出したら、前足をサッと捌いて、半身を切り替える。腰の回転を意識するあまり、足をねっちょりと振り回すのは誤り。

 『山越え』が戻ってきたと同時に、相手の突きに対して垂直になる半身の切り替えを終えている。

 『山越え』と『柳』は、一組となって初めて攻防一体となり、真価が発揮される。


P.S. 回転ではなく、片側を倒したり浮かしたり、空間的に言えば開いたり閉じたりする。技を掛けられていて、ねっちょりと感じるときは、得てして回転で動いている。
 
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