ガレコレ [Garage Collection]
2017年10月26日(木)
蒲鉾の軌跡 ■合気道
 投げたボールは、弧を描いて地に落ちる。いわゆる放物線である。

 自分は、これをボール自身にとって一番気持ちがいい軌道と考えてみた。重力場では、地面に平行に真っ直ぐ飛ぶのは、力を加えて飛ばされているので、嫌々である。

 上手い技を掛けられると、不思議な感覚、言い換えれば、気持ちがいいという感覚に襲われる。

 相手の腕を水平に動かすのではなく、弧に動かすとそんな感じになる。

 相手の腕の位置を、相手の心臓の表面、脇、肩の線上に移動させるのだが、各間を水平ではなく、弧で移動させる。放物線ではなく、各線を真下に押すので、その軌跡を『蒲鉾の軌跡』と命名している。


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 このように記述すると、水切りのようにも見えるが、そうでは無いと思う。

 鞭をイメージしてほしい。鞭を水平に振っても、様にならない。対象物が、鞭と地に挟まれて威力が出る。左右への攻めは流れてしまうが、上下への攻めは固まる。手刀が離れないことに繋がる。

 のんべんだらりとか、サッと通過させるのではなく、ツボを押さえた軌跡は、相手が崩れる待ちを生んでいる。合気道の技は、重力を味方に付けたものなので、水平に攻めるのではなく、上下に攻めると考えたらスッキリする。
 
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