ガレコレ [Garage Collection]
2016年10月5日(水)
合気入身投げ ■合気道
 片手持ち(片手を両腕で押さえる)を導入として、直接、合気入身投げに進む。

 手解き掛けにおいて、自分の手刀を挙げ、相手の体が後ろに反る。角度は僅かであるが、相手の体と自分の手刀の空間が開く。パチンコ台のチューリップの動きに似ているので、少し格好悪いが『チューリップの術』と呼んでいる。

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←進行方向

○開く(チューリップ)
 相手の体\/自分の手刀

×引っ張る
 相手の体//自分の手刀

×押し込む
 相手の体\\自分の手刀

※斜め線はどちらに傾いているか表現しており、45度に傾いているということではない。
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 上記の手解き掛けによる開きのあとに、自分の体を進める。先に体を進めては、手刀で引っ張ったり、押し込んだりすることになってしまう。

 合気道の技では、一見不可能に見えたり、無意味とさえ思えるこのような動きが随所にある。丁寧に捌くとは、このようなところで手を抜かないことに他ならない。


P.S. この動きができる人は、インターネット動画で探す限り、ほんの少ししかいない。かと言って、自分も半分ぐらいの仕上がりである。教えてきた後輩や道場生では、唯一、内弟子の一人が、技の効果を感じ、理屈を理解し、できることもある。できる人が一人でもいると、初めて安堵することができる。

 故先生から手解き掛けのかなりのところを直接教えてもらった自分としては、何としても伝えていきたい術である。『手解き掛け』と『流し』、この2つを稽古してほしい。
 
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