ガレコレ [Garage Collection]
2015年8月1日(土)
[558] 突き流し表裏 ■合気道
岩瀬、新徳/19:00~20:30

 合気道では、自分が最大の力やスピードを出すのではなく、相手を如何に誘導するかに尽き、これを『騙し』と呼んでいる。

 捻じれによる溜めは作らない。最大のパワーを出すために捻じっては、0.1秒遅れる。足が着いたときに、手刀がすでに相手に向かっていることにより、0.1秒速い。足が着いてから、手刀が発動するのではない。当たり前のことだが、差し引き0.2秒も速い。正確な時間は定かではないが、そんなところである。

 合気道での間合いについて、空間を大きくつくって時間を稼ぎ、単純な動作により時間を削り、それらの時間分を再活用する。つまり、『騙し』により発生した余分な時間を『技』に活用するのである。

 単純な動作でも有効になるには、いくつもの動作(術)が融合した結果でなくてはならない。軌跡ばかりに執着しても、答えは見つからない。相手がどう感じているかが原点である。

 軌跡といえば、手刀が楔(相手の脇、心臓の表面)のライン間を移動するときは、天に蒲鉾の軌跡で移動する。天に凸でも間違いではないのだが、蒲鉾と呼んでいるのには3つほど訳がある。板付き蒲鉾を観察すれば、いずれ気づくだろう。
 
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