ガレコレ [Garage Collection]
2015年5月25日(月)
摺り足 ■合気道
 当道場では、開始の礼をしてから、ひたすら歩きます。『歩み』と称して、最低でも15分はうろうろしています。準備運動を兼ねていると思ってもらって構いません。雑談をしながら行うのは、日常を意識した環境づくりです。下手すると一回の練習全部が、『歩み』となります。傍から見たら、何やっているんだろうと思うことでしょうね。でも、それだけ重要であり、奥義に直結しているので、修得必須と考えて下さい。

 心臓から上を『上澄み』と称して、これを移動させます。自然に立ったところから、心臓を傾けて、心臓の移動を感じて、自然に足を出します。足から動くのではありません。頭の移動ではありません。心臓の下を又として、長い脚をイメージして下さい。歩幅は、足が出るのに任せて、割と狭いです。

 足裏三点(拇指球、小指球、踵点)で立ち、薬指を支点に小さなやじろべえで足裏を立体的に意識します。足指は、しばし使うことを忘れて下さい。踵点、二指球の順で地から離れ、二指球、踵点の順で地に着きます。足裏は、垂直に降ろします。足裏を進行方向に摺るのではありません。べた足、ずり足はいけません。

 大腰筋、心臓の表面を意識して、二軸で竹馬をイメージすると良いでしょう。反転するときは、一軸でくるりと回るのではなく、二軸の切り替えで半身が切り替わります。

 上澄み(上体と両手刀)は、自由を得ます。摺り足の最大の目的は、上澄みに対して下半身からの影響を無くすことであり、足の無い日本の幽霊になって下さい。
 
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