ガレコレ [Garage Collection]
2014年12月4日(木)
奥義の陰陽 ■合気道
 自分のようなレベルの低い者が、奥義の話をできるのも、合気道の面白いところである。まあ、奥義、奥義と叫んで、いろいろと勘違いされることもあるのだが、故先生曰く、「奥義を修得することに、時間を費やしなさい」との言葉を実践しようと、もがいていると思って頂ければありがたい。

 自分が認識している奥義は幾つかあり、数は少ないものの陰として、公開練習では表に出さないものもある。陰の奥義としたものは、知られて悪用されてはいけないというより、自分の中でも発展途上であり、やろうとしてもお互いに困惑するだけという代物である。

 奥義の陰陽を仕分けする際に、『騙し』と『手解き掛け』をどうしようか悩んでいた。門外不出と言えばそうだし、同門の要でもある。伝えることも難しいので、当初は陰の奥義に振り分けた。まあ、悲しいかな自分を含めて、正しいことをやってこなかった。所詮、大学の部活動の範疇であり、その中で正しく伝えていくことは、かなり難しいことであったと反省している。

 当初、『半分で繋げる』と『レ点の返し』を、陽の奥義として公開の限界としていた。しかし、これらが思った以上に成長して、陰の奥義に侵食し始めたので、見直すことにした。これが切っ掛けで、『騙し』と『手解き掛け』は合気道を習うすべての人が習得すべき陽の奥義であると気付くことになる。再発見、再確認といった類に過ぎないが、肩の荷が下りて楽になったのを覚えている。

 まとめてみると、現時点の十畳合気道場では、次のようなことを目指している。まあ、故先生の受け売りである。手法は異なるが、ようやくこの域に辿り着けたということは、嬉しいことである。

 「合気道は手刀と間合いの武道であり、相手の感覚をイメージすることを手探りに、『騙し』と『手解き掛け』を修得する。」
 
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