ガレコレ [Garage Collection]
2013年12月14日(土)
[416] 転開 #■合気道
19:00〜20:30/岩瀬、新徳
テーマ:転開
 また、転開だけで時間が来てしまった。終了時間5分前に、新徳くんは、新しいことに気づいたようだが、今回は習得とはいかなかった。間に合うと思ったのだが。

【転開】
・相手に片腕(右腕)を前にして構えてもらい、手刀を相手の腕に触れ合わせて行う。
 ・持ち手で行わず、あえて触れるだけの合わせで行うのは、手刀が相手の腕にくっ付いて離れないという感覚を練習するためである。
・集め→ずらし→すかし(差し入れ)→浮き
 ・ずらしが、適度になってきた。
 ・すかしで、相手の腕の下を上手く通過している。
 ・指の第二関節辺りで浮かすことが、ようやく分かってきた。
  ×指先、指の腹では、指が丸まり、相手の腕を回ってしまって、浮かすことができない。
  ×掌底、手の平、指の付け根の球では、相手の腕を必要以上に押し上げてしまう。
 ・浮きの時点で、手刀が相手の腕の外側だけに触れている。
  ・この現象は、新徳くんの指摘で判明した。
  ・相手の弱い手刀である人差し指から腕の内側上部軸に働きかけている。
  ×触れている外側の軸に働きかけているのではない。
※合気道において、相手の表面を触れることが直接的攻撃と言えるが、触れている場所と反対の場所に働きかけていることが味噌である。形や軌跡ではなく、このようなことを、故先生と語りたかったものだ。自分の修得していることを、お弟子さんにぶつけてみると、その何倍もの閃きが返ってくる。かつて、自分もそうだったように、先生を真似るには、よく観察して、よく感じなければならない。ほんの少しの空間に意味を見出せるような、手を抜くことができない、いい練習になっている。
・流しの部分は、レ点の返しを意識して、後ろ捌きを行う。
 ×円の軌跡が正しいと勘違いして、回してはいけない。
・運足は、体の上澄みの動きに従う。
 ・心臓がエンジンであるとすると、手刀が駆動輪と見なせる。
  ×手足が駆動輪の四駆ではない。
 ・後ろ45度に捌くとき、前足が指先の方向に自然と進む。
  ×前足を軸にして回転するのではない。
 ・前90度に捌くときも、前足が指先の方向に自然と進む。
  ・手刀は、自分の前を通過していくだけである。
  ×腰を捻らない、切らない。
・後ろ45度、前90度に捌いたときの手刀は、平らで位置も大事。
 ×手刀を反すという言葉に騙されて、この時点で小指側を上にして全部反してしまっては、引っ付きが外れるし、全部反した時点で、技は終わっている。
・さらに続く前90度で、相手の肩をすぼませる。
 ×相手の腕を、振り回すのではない。
 ×相手の腕を、力強く極めるのではない。
・手刀を伴って体で動き、糊しろとして手刀が動き、これを繰り返す。
 ×次の動きにそそのかされて、中途半端に行うと、術の効果が薄れたり、突然無くなったりする。
 ・英語のan
 
appleに例えてみたが、よくよく考えてみると、この表現は適当ではなく、別の例えを考えてみる。
 
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